「CV」とはコンバージョン(英:Conversion)の略で、本来は「転換」「変換」という意味ですが、Webマーケティングの分野ではWebサイトやコンテンツが目指す「目標」や「成果」という意味で使われます。たとえばECサイトの場合、多くはユーザーが商品を購入することを目的としているので、この場合のCVは「商品の購入」ということになります。
また、計測対象となるすべてのユーザーに対してCVを達成したユーザーの割合を「CVR(コンバージョン・レート)」と言います。
■CVを明確にすることがサイト改善のカギ
CVをどのように設定するかということは、Webサイトの運用において非常に重要です。
Webサイトの目的を明確に定めることで、そのサイトに必要な要素が明確になり、効果的なPDCA(Plan −計画/Do−実行/Check−確認/Action−改善)のサイクルを回すことができます。
多くのECサイトでは「決済完了」がCVになりますが、サイトによっては「問い合わせ」や「資料請求」がCVとして設定されることもあります。
■CVR向上に欠かせない「Web接客」とは
近年、Webショッピングが広く普及したことにより、サイト上で顧客とコミュニケーションをとる「Web接客」に注目が集まっています。Web接客を自動化するツールは「Web接客ツール」と呼ばれ、オススメの商品を自動提案する「レコメンドエンジン」や自動応答のチャットで顧客とやりとりをする「チャットボット」など、様々な機能を持つWeb接客ツールが多くのECサイトに導入されています。
こういったWeb接客ツールを活用し、よりスムーズで満足感の高い購買体験を提供することが、決済完了などのCV達成率(CVR)を向上させるカギといえるでしょう。
■SELF for ECはCVR向上に効果的
SELF株式会社の提供するSELF for ECは独自の会話機能を備え、深いユーザー理解と商品理解に基づいた精度の高い商品提案を実現しました。すでに各種ECサイトに導入され「カート追加率3.5倍、決済完了率3.6倍」といった高い導入効果をあげています。
SELF for ECの導入効果については、こちらの記事をご覧ください。
SELF for ECの機能については、こちらの記事をご参照ください。
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