SELF株式会社は、自社開発のコミュニケーションAIとOpenAI社が展開するChatGPTとの相互連携システム「SELFBOT」を開発・運用しています。
このたび、最先端の言語モデルである「GPT-4o」と、弊社独自の「回答コントロール機能」の連動により、従来よりも高品質のAI自動応答を実現しました。
目次
◇標準連携モデルにGPT-4oを採用
SELFBOTでは、OpenAI社の最先端モデル「GPT-4o」を標準連携モデルに採用しました。
弊社では、GPT-4oとRAG(検索拡張生成)結合時の精度検証を行い、従来よりもハルシネーションを抑えた正確な情報提供が可能となることを確認しました。この検証結果を受け、SELFBOTの標準連携先モデルとしてGPT-4oを採用することを決定しました。
SELFBOTの価格、トライアル、無料体験セミナーに関しては、下記URLよりお問合せください。
https://self.systems/contact/
◇回答コントロール機能(Q&A登録機能)追加
管理者の「こう答えてほしい」を実現
生成AIの高度な自然言語処理はAIチャットボットによる高度な自動応答を実現しますが、その推論能力の高さゆえに、時として管理者が意図しない回答を出力してしまう場合があります。誤回答や不正確な情報提供はもちろんのこと、過剰な情報提供やAI特有の不自然な言い回しなども、利用者の満足度を低下させる要因となってしまいます。
SELFBOTの回答コントロール機能は、特定の質問に対して管理者が”理想とする回答例”をあらかじめ登録しておくことで、意図通りの回答を出力できる機能です。事前登録する回答例には、HTMLタグを埋め込むこともでき、質問への回答と同時にウェブサイトへのリンクや任意の画像を表示することも可能です。
◆手軽な運用・管理で長期的に品質を維持
回答コントロール機能における回答例の事前登録は、リスト形式で一括登録できるほか、個別に登録することも可能です。また、登録した回答例は管理画面から手軽に編集可能。一括登録したリストに含まれる回答例も、個別に編集・削除が可能です。RAGシステムの運用において重要となるデータベースの管理全般を、直感的に操作しやすい管理画面で手軽に行っていただけます。
◇GPT-4o + 回答コントロール機能で、より堅牢なRAGシステムへ
現時点で世界最高水準の言語モデル「GPT-4o」と、弊社独自の「回答コントロール機能」を組み合わせることで、より確実にハルシネーションを抑制しつつ、質の高い回答を提供するRAGシステムが実現しました。
SELFBOTは、GPT-4oの高度な自然言語処理とRAGによる精度の高い情報提供を行い、それでもうまく答えられない質問には、回答コントロール機能によって理想的な回答を出力。この“二段構え”の品質向上策によって、ビジネス利用の本番環境に十分に耐えうる回答品質を、より確実に実現・維持することが可能となりました。
◇SELFBOTとは
ドキュメントやURLを自動学習させ、即座に回答に導ける次世代の高精度チャットボットです。顧客対応にも、社内対応にも利用が可能です。
- SELFBOT顧客対応:https://self.systems/selfbot
- SELFBOT社内利用:https://self.systems/selfbot-inside/
◆SELFBOTの5つの利点
1.Webページやドキュメントの情報を即座に学習
トレーニング用のデータセット構築、シナリオ作成は不要です。
既存のドキュメントファイル(Word、Excel、PDFなど)や、WebページのURLをアップロードするだけで、社内データと連携したAIチャットボットを構築。従来のチャットボットと比べ、圧倒的にスピーディな導入が可能です。
2.使いやすい管理画面で手軽に維持管理
使いやすさにこだわった管理画面で、簡単に学習データの追加や編集が可能です。
さらに会話ログの閲覧・分析やプロンプトのカスタマイズも可能。作成したチャットボットの管理・改善をひとつの画面から手軽に行うことができます。
3.情報漏洩対策など、セキュリティも万全
SELFBOTは、「個人情報の入力制限機能」や「対応する話題の限定機能」を備えており、セキュアにご利用いただけます。Azure OpenAI Serviceと連携しており、会話内容がAIに学習される心配もありません。
4.参照リソースの表示、想定される入力文の提示など、高いユーザービリティ
回答生成と同時に参照したWebページやドキュメントへのリンクを提示。情報ソースへのアクセスや回答のファクトチェックを手軽に行うことができます。また、入力が想定されるテキストをAIが予測し提示することで、ユーザーが質問を入力する手間を省きます。
5.多様な環境で利用可能
SELFBOTはMicrosoft TeamsやSlackといったビジネスツールをはじめ、様々な外部サービス、ツールと連携しています。GoogleサイトやSharePointで構築した社内ポータルサイトにも搭載でき、LINE公式アカウントとも連携しています。
◆無料体験セミナー実施中
「SELFBOT」の無料体験セミナーを定期的に開催しています。まずは体験いただくことが導入検討の第一歩になりますので、是非お気軽にお問い合わせください。
https://self.systems/handson_seminar/
■PR TIMES掲載記事はこちら
SELFのライターを中心に構成されているチーム。サービスの導入情報や出展情報など、最新トピックをいち早くお届けしている。その他、SELFで一緒に働いてくれる仲間を随時募集中。