こちらではChatGPT連携チャットボット「SELFBOT」の最新アップデート情報を掲載しています。SELFBOTの機能やサービス情報については、下記のページをご覧ください。
→SELFBOTの詳細ページ
→2月のアップデート情報
目次
◇3月のアップデート一覧
◆キーワードに応じて参照するデータの優先度を変更する新機能
SELFBOTが回答を生成する際に優先的に参照するデータを指定する機能が追加されました。
あらかじめ登録しておいた特定のキーワードが入力された場合、制御タグを付与し、優先的に回答の根拠とするデータを指定することができます。任意のキーワードとそれに対応する学習データを直接関連づけることで、ユーザーから頻繁に質問される内容に対して、より品質の高い回答を提供できるようになります。
たとえば、特定の商品名が入力文に含まれていた場合、AIがその商品に関連するデータを優先的に参照し回答を生成する、といった活用ができます。
具体的な活用例
・頻繁に質問に含まれる特定のキーワードに対して、回答の品質を向上させる
・商品やサービスごとに参照するデータを指定し、生成される回答の精度を高める
など
◆回答の根拠となったドキュメントをチャット画面上で閲覧可能に
SELFBOTはPDFなどのドキュメントファイルを学習データとして登録可能であり、回答生成と同時に参照したファイルを表示し、ダウンロードすることも可能です。
今回のアップデートでは、回答生成の根拠となったPDF、Word、Excel、PowerPointなどのドキュメントファイルの回答生成の根拠となった箇所を、ダウンロードせずにSELFBOTのチャット画面上で閲覧することができるようになりました。AIが参照したデータを手軽に確認できるようになったことで、質問内容に関する詳細情報の取得や、回答の整合性を確認するファクトチェックが容易になりました。
※ドキュメントファイルをユーザーに開示したくない場合は、参照データを提示しない設定も可能です。
◆お問い合わせフォームに入力された情報をもとに回答を生成する新機能
お問い合わせフォームに入力された情報をもとに回答文を生成する機能がリリースされました。ユーザーのお問い合わせフォーム送信を起点として、自動的にSELFBOTのチャット画面が起動し、お問い合わせ内容に応じた回答を提供することができます。
また、チャットフォーム上に「解決した/解決しなかった」の選択肢を設置することが可能で、ユーザーが「解決しなかった」を選択した場合にはフォーム送信を行い、担当者による対応へと引き継ぎます。
ユーザーからのお問い合わせに対して、一次的な対応をSELFBOTが行い、有人での対応が必要かどうかを仕分けすることで、問い合わせ対応コストの低減が目指せます。また、お問い合わせに対して迅速な一次対応が実現することで、ユーザー満足度の向上が期待できます。
具体的な活用イメージ
①ユーザーがお問い合わせフォームに情報を入力
②自動でSELFBOTのチャット画面が起動し、ユーザーのお問い合わせに応じた回答を提供
③「解決した/解決しなかった」をユーザーが選択
④「解決しなかった」が選択された場合のみ、通常のフォーム送信を実行
◆Microsoft Entra IDによるSSO認証に対応
SELFBOT管理画面へのログインの際、Microsoft Entra ID(旧Azure Active Directory)でのSSO認証が可能になりました。
SSO(シングルサインオン)認証とは、ひとつのID・パスワードで複数のシステムにログインできるようになる仕組みのこと。今回のアップデートで、Microsoft Entra IDによるSELFBOT管理画面へのログインが可能となり、同アカウントさえあれば個別のID・パスワードを設定・管理する必要がなくなりました。これにより利便性が向上するだけでなく、パスワード管理の煩雑さが解消されることで外部への情報漏洩のリスクが軽減され、セキュリティの強化にもつながります。
(上記のアップデートのほか、軽微な不具合修正やUI調整を行いました)
・今後も続々アップデート予定!
SELFBOTはより価値の高いサービス提供のために、今後も様々なアップデートを予定しています。
また、お客様のご要望に合わせて切り替えられる各種プランをご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
◇オリコからSELFBOTの提供がスタート
SELF株式会社(弊社)は、株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)のグループ会社である株式会社オリコ ビジネス&コミュニケーションズと販売代理店契約を締結し、今後は3社で共同して加盟店や取引先企業に対し「SELFBOT」の導入を進めていくこととなりました。
本取り組みは、オリコが加盟店や取引先のデジタル化支援を推進するとともに、お客様が抱えるさまざまな課題に対し、適切なソリューションを提供する取り組みの一環として実施するものです。SELFも本取り組みの一助となることができるよう、より一層「SELFBOT」の機能アップデート、サービス改善を推進してまいります。
本取り組みの詳細:https://self.systems/ai-news-selfbot-orico-agency-agreement/
オリコからの発表内容:https://ssl4.eir-parts.net/doc/8585/announcement3/97551/00.pdf
◇触って試せる「ハンズオンセミナー」開催決定
◆セミナー概要
SELFBOTの機能を体験できるハンズオンセミナーを開催いたします。
こちらのセミナーでは、弊社インストラクターのご案内のもと、実際にSELFBOTの管理画面を使ってチャットボットを構築し、ユーザー体験を検証していただくことができます。
◆開催日時
- 2024年 4月 4日 (木曜日) 14:00~15:00
- 2024年 4月 18日 (木曜日) 14:00~15:00
※いずれもオンライン(Zoom)にて開催します。この機会にぜひ、SELFBOTの機能をご体感ください。ハンズオンセミナーの詳細、お申し込みにつきましては下記のページをご覧ください。
セミナー詳細・お申し込み:https://self.systems/selfbot/handson_seminar/
過去の開催レポート:https://self.systems/ai-news-hands-on-seminar-report/
◇無料トライアル実施中
SELFBOTは無料トライアルを実施中です。SELFBOTによる会話体験を、実際のサービス環境下にてご利用頂けます。WEBサイト上でのカスタマーサポート、社内ナレッジ検索などの用途でお試し頂くことが可能です。詳細は下記のお問い合わせページよりお気軽にお問い合わせください。
SELFのライターを中心に構成されているチーム。対話型エンジン「コミュニケーションAI」の導入によるメリットをはじめ、各業界における弊社サービスの活用事例などを紹介している。その他、SELFで一緒に働いてくれる仲間を随時募集中。