たま丸と会話できる！進研ゼミ高校講座へSELF導入

株式会社ベネッセコーポレーションの運営する「進研ゼミ高校講座」のスマートフォンアプリにて、SELFの持つ自動会話エンジンを導入させていただきました。進研ゼミの公式キャラクター「たま丸」とユーザーとの密接なコミュニケーションの実現を目指しています。

■ 進研ゼミ高校講座へのSELF導入背景
■ SELFで実現したこと
■ 継続率が大きくアップ
■ 今後の分析・改善の取り組み

■ 進研ゼミ高校講座へのSELF導入背景

2017年の進研ゼミ中学講座夏のキャンペーンより、紙教材とタブレット教材を使った講座「ハイブリッドスタイル」で、SELFの会話型コミュニケーションエンジンが活用されました。そこでSELF導入の効果が見え、個に対してアプローチできるSELFの特性を活かしたコンテンツ開発を高校講座でも導入するに至りました。

中学生とは異なり、高校生では理系/文系に分かれ、さらに志望校の難易度や各教科の進捗、部活動の有無など、生徒によって必要とする教材やアドバイスの内容に違いが出てきます。また、多様にある学習情報や進路アドバイスなどを生徒一人一人に最適化するのは難しく、各生徒が自分で必要なコンテンツを探さなければならない状況でした。

しかし、SELFの会話エンジンならユーザーごとに最適な提案が可能なため、導入が検討されました。たま丸と会話をすることで生徒それぞれの特性を把握・記憶し、個々に最適なアドバイスや提案ができます。また、会話をするたびに提案の精度が高まり、生徒の潜在的な課題解決や日常的な勉強のサポートを目的としました。

■ SELFで実現したこと

まず、生徒それぞれの“個”の情報を定義すると、主にこういったものがあります。

生活時間
テストなどの学習日程
性格傾向
教材等のコンテンツ活用状況

これらの情報を聞き取るための「質問のタイミング」を最適化しました。たとえば、定期テスト前などは集中して勉強する時期となるため、邪魔にならないよう質問内容や出すタイミングを調整します。そういった中で聞き取った内容はデータとして蓄積され、応用することでより具体的な学習アドバイス・進路サポートといったナビゲーションを行います。また、生徒からの質問にも対応しており、生徒からも発信できるような双方向のコミュニケーションを実現しています。

■ 継続率が大きくアップ

効果としては、アプリ利用の継続率の向上に寄与いたしました。

サービス提供者側からの提案を主軸においたコミュニケーションはアプリを開くきっかけとなり、大きな効果を発揮することが証明できました。また、ユーザー個々の属性に関しても、直接会話を行うことで一人当たり1,600属性を超えるデータを保有することが可能です。そのため、