SELF株式会社は、ChatGPT連携チャットボット「SELFBOT」を、株式会社椿本チエインの「つばき産業用機械製品 情報サイト」に導入いたしました。
2021年より搭載されたSELFのサイト内ガイド機能に加え、ChatGPTとの連携による自然言語での問い合わせ機能が強化されました。製造業におけるSELFBOTの初の「顧客対応」事例です。
つばき産業用機械製品 情報サイト:https://tt-net.tsubakimoto.co.jp
目次
◇概要
「つばき産業用機械製品 情報サイト」は産業用チェーンをはじめとする、技術者向けの商品詳細や取り扱い方法、商品資料などが掲載されている総合情報サイトです。
サイトには数多くの商品が掲載されており、製品情報やコンテンツも多岐にわたるため、サイト訪問者が閲覧したいコンテンツや情報にたどり着いてもらうのが難しいという課題がありました。
そこで、従来のサイト内ガイド機能に加え、ChatGPT連携の「SELFBOT」の導入によりテキスト入力による文章の問い合わせ対応を可能にすることで、ユーザーの求める情報に対しよりスピーディかつ幅広く情報提供を行えるようになりました。
◆ChatGPT連携による自動回答生成
サイト上にある製品情報やコンテンツ情報、ドキュメントデータをChatGPT連携SELFBOTが学習を行い、会話形式で回答を行うことにより、ユーザーの知りたい情報によりスピーディに対応することが可能になりました。
「ドライブチェーンのシリーズの種類を教えて」や「減速機の取扱方法が知りたい」等、専門的なことでもサイトの情報から即座に回答を行います。
◆根拠となるリンクを表示
生成された回答の根拠となるページリンクを表示するので、ユーザーがさらに詳しい情報を知りたい場合はリンク先にある動画や画像、詳細文章等で情報を補完することが可能です。
◆アニメーションとの連動
SELFBOTの生成会話と、サイトコンシェルジュである「椿りん」のアニメーションを連動いたしました。
テキストだけの会話では「機械的な対応」という印象を与えてしまう懸念がありますが、アニメーションによる視覚的なコミュニケーション要素を加えることで、現実の接客員の対応に近い体験になり、情報伝達力の向上へ繋げます。
導入サイト:「つばき産業用機械製品 情報サイト」https://tt-net.tsubakimoto.co.jp
※現在GPT連携-β版となっており、一部内容が事実と異なる場合が発生します。製品サイト掲載情報でご確認ください。
◇椿本チエインのコメント
株式会社椿本チエイン
パワトラ事業統括
パワトラセールス・マーケティング統括 マーケティング推進部長
前田英男 様
「見づらい」「探しづらい」とのご指摘が多かった製品情報サイトのリニューアルを実施したのが約3年前になります。私どもの取り扱う産業用機械製品は幅広く、品ぞろえも多いため、リニューアル後もサイトを訪れたお客様がなかなか目的のページにたどり着けない、という課題がありました。そんな時、対話型AIアプリを提供されているSELF様に相談さていただき、短期間で「サイト内ガイド機能」を実装したAIチャットボット、「椿りん」を立ち上げることができました。
その後2年目には新商品の紹介、関連商品の複合提案等機能を強化してまいりましたが、昨年来のChatGPTの広がりにより、私どもの目標である「お客様の困り事を解決する」ためには、テキスト入力・回答可能な本サービスの活用が、お客様の利便性を大きく向上させると判断し、導入することを決めました。
BtoB向け且つ産業用機械製品ということで、回答の正確性を高めるのに苦労した時期もありましたが、SELF様のご尽力で乗り越えることができ、今回のサービス開始となりました。
椿本チエインからのプレスリリース:https://www.tsubakimoto.jp/company/news/press/2023/11/27/1/
◇SELFBOTとは
ドキュメントやURLを自動学習させ、即座に回答に導ける次世代の高精度チャットボットです。顧客対応にも、社内対応にも利用が可能です。
- SELFBOT顧客対応:https://self.systems/selfbot/
- SELFBOT社内利用:https://self.systems/selfbot-inside/
◇SELFBOTの5つの利点
◆サイトURL、ドキュメントがそのまま学習でき、即座に設定完了
SELFBOTは、学習用のファイルを用意するなどの手間はかかりません。すでにあるドキュメントやサイトURLから即座に学習するため、短期間での導入が可能で、導入企業側の手間も大幅に削減できます。
◆管理画面を活用して自社で維持管理可能
更新するドキュメントやURLを、管理画面で登録するだけで、簡単に情報の追加や変更が実現できます。スピード感のある対応ができるだけでなく、社内での対応工数も大幅に軽減できます。
◆セキュリティや個人情報対策も万全
個人情報の入力拒否や話題の制限が可能。Azure OpenAI Service連携で安心のセキュリティ環境を提供します。
◆返答の根拠リソースの表示や選択肢自動表示など高いユーザービリティ
ユーザの質問に対して根拠の元となるページリンクを提示します。選択肢を自動で表示し、使いやすさを追求しています。
◆高価格だったAIを導入しやすい価格帯へ
顧客対応:初期費用20万円〜、運用費用20万円/月〜 社内利用:初期費用10万円〜、600円〜(1ユーザー/月)
無料・有料でのトライアルプランをご用意しているので、体験した上で導入のご検討をしていただけます。
※今回の事例のように、独自機能やキャラクターを活用したUI対応など、個別にカスタマイズすることも可能です。
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