おもてなし山形株式会社(所在地:山形県山形市、代表:斉藤 周志、以下おもてなし山形)の運営する山形の観光サイト「VISIT YAMAGATA」に、コミュニケーションAIを導入いたしました。
目次
■「VISIT YAMAGATA」導入概要
SELFは、AIとのコミュニケーションにより、個別のユーザーニーズに対応し、適切な情報提案を可能にするサービス、SELF TALK(コミュニケーションAI)を展開しております。
導入いただいたサイト「VISIT YAMAGATA」は、山形・上山・天童三市連携観光地域づくり推進協議会が委託をし、おもてなし山形が管理・運営を行なっています。
今回のプロジェクトは、日本一の観光案内を目指す山形市の「AIを活用した観光案内システム構築事業」により発足し、地銀系グループシンクタンクの株式会社フィデア情報総研と共に進めて参りました。コミュニケーションAIの導入は、サイト内でユーザーの興味・関心ごとを聞き出し、最適な情報や記事をナビゲーションすることにより、山形の観光の活性化に繋げることを目的としています。
【導入サイト】
→ VISIT YAMAGATA
■山形の魅力を伝え、山形への関心を高める
VISIT YAMAGATAは、定番の観光スポットやイベントはもちろん、山形県内在住のライターによるおすすめ情報も定期的に掲載し、リアルタイムかつ豊富な情報をお届けしています。一方で、様々な情報が混在することで、ユーザーが必要な情報にたどり着くには、検索をしたりサイト内のページを時間をかけて探し出す必要がありました。
今回“コミュニケーションAI”を導入することで、案内係のAIが訪問者に能動的に会話を軸としたコミュニケーションを行い、ユーザーのニーズや観光目的を引き出し、ユーザーごとに最適な情報を提供します。
昨今のコロナ禍で、新たな観光案内のあり方が求められる中、オンライン上での接点は非常に重要になっています。AIとのコミュニケーションにより山形の魅力を個別のユーザーに適した形で伝達することで、山形への観光の「きっかけ」を多く創出したいと考えております。
■ ユーザーの属性情報を取得し、今後の施策に生かす
ユーザーに最適な情報を提案するにあたり、ユーザーがどういった目的でサイトを訪問しているかを起点に、ヒアリングを行ないます。
- 食や文化などの関心ごと
- 重要視していること
- 旅行の同伴者や来訪歴
これらをヒアリングしつつ、また、提案をする中で性別や年代などのプロフィール情報も任意で取得します。そうすることで利用ユーザーの全体の傾向値を割り出し、今後のサイトの改善にも生かします。
■ 英語への対応も
現在は新型コロナウイルスの影響で訪日外国人は少なくなっていますが、それまで増加していた欧米ユーザーを意識して、英語での会話も実装いたしました。
和装のAI女将をキャラクタライズし、海外からの訪問者にも山形の魅力をお伝えし、いつか山形への観光への足がかりとなるようコミュニケーションを行います。
■ コミュニケーションAI “SELF TALK”とは
自動コミュニケーションを可能とする会話エンジンです。
独自のアルゴリズムにより自動で理解・推測を行い、まるで人間と話しているかような自然な会話をAIロボットで実現しました。
- 膨大なライブラリ
- 既存顧客/プランデータ
- 解析・記憶システム
これらを使うことで、リアルタイムでどのような会話が必要なのか、どういったプランが適切なのかを判断します。
情報が溢れる時代だからこそ、優れたコミュニケーションによりユーザーとの信頼関係を築き、もとも適切な情報を選別・提案する必要があります。ユーザーを知り、最適な提案をすることでユーザビリティを向上させ収益アップにつなげる。そんな唯一無二のSELFエンジンをぜひご活用くださいませ。
→SELF TALK詳細
<今回の導入先>
山形市役所 観光戦略課
所在地:990-8540 山形県山形市旅篭町二丁目3番25号
電話:023-641-1212
おもてなし山形 株式会社
所在地:990-0043 山形県山形市本町二丁目4-3 本町ビル3F
設立:2017年3月31日
代表:斉藤 周志
おもてなし山形サイト:https://omotenashi-yamagata.jp/
フィデア情報総研
所在地:010-0951 秋田県秋田市山王三丁目4番23号
設立:1974年2月
代表取締役:伊藤 兵一
会社サイト:https://www.fir.co.jp/
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