株式会社椿本チエイン(以下、椿本チエイン)の産業用機械製品情報サイトにおいて、サイト訪問者の課題や困りごと解決の手助けをすることを目的とした、コミュニケーションAIが導入されました。
■椿本チエイン「TT-net」導入背景
椿本チエインは、機械部品から搬送システムまで、幅広い分野のモノづくり企業として広く知られています。同社は、つばきパワトラ総合技術情報サイト「TT-net」を運営しており、技術者向けの商品詳細や取り扱い方法、商品資料などを掲載しています。
ただ、TT-netには掲載商品が多く、製品情報やコンテンツも多岐にわたるため、サイト内が複雑化していました。「コンテンツがわかりづらい」「本来知ってもらいたい情報にたどり着いてもらえない」といったような課題を抱えていたのです。
そこで、サイト訪問者のニーズを把握し、適したコンテンツへスムーズに誘導させるべく、弊社開発の「コミュニケーションAI」が導入されました。
【導入サイト】
→ つばきパワトラ総合技術情報サイト「TTnet」
■ユーザーのニーズを聞き出し、解決まで寄り添う
コミュニケーションAIの導入によって具体的にどういったサイトになったのか、ご紹介いたします。
まず、オリジナルAIキャラクター「椿りん」が、ユーザーのサイト訪問の目的を会話ウィジェット内で直接聞き出します。そこから目的に合わせ、最適な情報の提供を行っていきます。
たとえば「商品を選びたい」場合、ドロップダウン形式により商品を選択し、商品によって選び方を提案していきます。すぐに希望の商品が見つからない場合でもアプローチを変えて提案し、ユーザーの目的達成や困りごと解決ができるまでしっかり寄り添います。
商品数が多いことで複雑になっているサイトも、AIがナビゲートをすることでスムーズな案内が可能になります。目的ページへの誘導やニーズに合った商品提案をする一方、サポートが不要なページではサイズを自動で最小化するなど、UIも細部まで考慮しております。
■ ユーザーを記憶し、再訪時もスムーズな商品選びを
再訪ユーザーが多いサイトのため、ユーザーのニーズや以前選んだ商品といった属性要素は記憶されます。そして、再訪時にはその情報を活用した提案を行います。
現在は会員連携を行っておりませんが、今後は会員連携も視野に入れ、よりユーザビリティの高い、長期的な顧客接点となるサイトをつくっていく所存です。
■ コミュニケーションAI とは
自動コミュニケーションを可能とする会話エンジンです。
独自のアルゴリズムにより自動で理解・推測を行い、まるで人間と話しているかような自然な会話をAIロボットで実現しました。
- 膨大なライブラリ
- 既存顧客/プランデータ
- 解析・記憶システム
これらを使うことで、リアルタイムでどのような会話が必要なのか、どういったプランが適切なのかを判断します。
情報が溢れる時代だからこそ、優れたコミュニケーションによりユーザーとの信頼関係を築き、もとも適切な情報を選別・提案する必要があります。ユーザーを知り、最適な提案をすることでユーザビリティを向上させ収益アップにつなげる。そんな唯一無二のSELFエンジンをぜひご活用くださいませ。
株式会社椿本チエイン
本社所在地:530-0005 大阪市北区中之島3-3-3
創業:1917年
資本金:170億7600万円
代表取締役:古世 憲二
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