こちらでは生成AIチャットボット「SELFBOT」の最新アップデート情報を掲載しています。SELFBOTの機能やサービス情報については、下記のページをご覧ください。
→SELFBOTの詳細ページ
→6月のアップデート情報
目次
◇7月のアップデート一覧
◆「Slack」との連携機能、大幅アップデート
チームコミュニケーションツール「Slack」のワークスペース内でSELFBOTを利用する際の機能がアップデートされ、さらに使いやすくなりました。
・ひとつのワークスペース内に複数のSELFBOTアプリを追加可能に
これまではひとつのワークスペースに共通のボット(SELFBOT APP)を追加して利用する仕様でしたが、今回のアップデートで複数のボット(SELFBOT APP)を追加できるようになりました。
これにより、同一のワークスペース内で目的や用途に応じてボットを使い分けることが可能となります。
SELFBOTの管理画面では、学習リソース群や設定の異なる複数のロボットを作成し、並行して運用することが可能です。今回のアップデートによって作成した複数体のボットをSlackワークスペースに追加して個別に利用できるようになり、より活用の幅が広がりました。
・スレッドごとのチャット履歴を参照した生成が可能に
SELFBOTは、モデルが回答を生成する際に参照するチャット履歴数を任意に(0個~4個まで)設定可能です。Slackとの連携利用の場合、従来はチャンネル内のチャット履歴を参照する仕様でしたが、今回のアップデートにより、スレッドごとにチャット履歴を参照して回答を生成できるようになりました。これにより、スレッドごとの話題の流れを踏まえた、より精度の高い回答生成が可能となります。
・回答生成時に固定テキストを表示する機能の追加
Slackとの連携利用において、生成される回答に固定のテキストを付与する機能が追加されました。たとえばSELFBOTが生成した回答に「AIによる回答」と常に表示することによって、ユーザー同士のやりとりとAIによる生成文を一目で区別できるようにする、といった活用法が想定されます。
◆ハルシネーションによる不正なURLリンク生成への対策を強化
SELFBOTが生成した回答文に「存在しないWebページ」などエラーにつながるURLリンクが含まれていた場合、そのURLを使用せずに回答文の再生成を促す機能が追加されました。
ChatGPTなど高度な推論能力を有するLLM(大規模言語モデル)を利用したチャットボットでは、稀に正常に表示されないWebページのURLが生成されてしまう現象が発生していました。
(例:問い合わせフォームのページは、https://〇〇〇.com のドメインのあとに/inquiry/がつくと推測して存在しないURLを表示する、など)
こうしたハルシネーション(誤情報の出力)への対策としてSELFBOTでは、生成時に回答文を解析し、エラー表示となるURLが含まれている場合にはモデルに再生成を促す機能を追加しました。これにより、ユーザーに表示される回答文に不正なURLが含まれる状況を防止することができます。
(上記のアップデートのほか、軽微な不具合修正やUI調整を行いました)
◇「AIsmiley AI PRODUCT AWARD 2024 Summer」受賞!
「SELFBOT」が「AIsmiley AI PRODUCTS AWARD 2024 SUMMER」チャットボット部門にて、受賞しました。
「AIsmiley AI PRODUCTS AWARD(アイスマイリー・エーアイ・プロダクト・アワード)」は、国内最大級のAI ポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーが優れたAI プロダクトを審査、選考、表彰する催しです。SELFBOTのRAG技術、企業の生産性向上と効率化に大きく寄与する点が評価されての受賞となりました。
詳細は下記の記事をご覧ください。
詳細→https://self.systems/ai-news-ai-products-award-2024/
◇触って試せる「無料体験セミナー」情報
◆セミナー概要
SELFBOTの機能を体験できる無料セミナーを開催いたします。
こちらのセミナーでは、弊社インストラクターのご案内のもと、実際にSELFBOTの管理画面を使ってチャットボットを構築し、ユーザー体験を検証していただくことができます。
◆開催日時
- 2024年 8月 7日 (水曜日) 12:00~13:00
- 2024年 8月20日 (火曜日) 13:00~14:00
※いずれもオンライン(Zoom)にて開催します。この機会にぜひ、SELFBOTの機能をご体感ください。無料体験セミナーの詳細、お申し込みにつきましては下記のページをご覧ください。
セミナー詳細・お申し込み:https://self.systems/selfbot/handson_seminar/
過去の開催レポート:https://self.systems/ai-news-hands-on-seminar-report/
SELFのライターを中心に構成されているチーム。対話型エンジン「コミュニケーションAI」の導入によるメリットをはじめ、各業界における弊社サービスの活用事例などを紹介している。その他、SELFで一緒に働いてくれる仲間を随時募集中。