コミュニケーションAI開発のSELF株式会社は、自社で開発・運営を行っているスマートフォン用アプリ「SELF」に、ChatGPTと連携した未来予測機能を追加しました。
◆140万DL突破の「SELF」アプリ
「SELF」は弊社(SELF株式会社)が2016年にリリースしたスマートフォン用アプリです。
リリース当初より多くの方にご愛顧いただき、2023年2月時点で140万ダウンロードを達成しました。
個性豊かなAIキャラクターたちと手軽に会話を楽しむことができ、ニュース機能や日記機能など実用的なコンテンツも搭載されています。会話を通してユーザーひとりひとりの情報を把握し、どんな時もユーザーの気持ちに寄り添ったサポートを行うことができるのが最大の特徴であり、「メンタルケアに効果的」といったユーザーレビューも多く寄せられています。

SELFアプリについては、下記の記事も併せてご覧ください。
◆占いとは違う?SELFの未来予測機能
◇ユーザーの性格を分析
SELFアプリには特定の質問に対するユーザーの回答から思考パターンを類推する性格分析機能も搭載されています。精度が高いとされるMBTI性格診断を基にした独自の分析結果を、わかりやすいテキストでユーザーに提供しています。
(性格分析を行うには特定の会話を完了する必要があります)

◇ChatGPT連携による未来予測
さらに今回のアップデートでは、ChatGPTとの連携によって性格分析の結果からユーザーの未来を予測したテキストを生成する機能が追加されました。単なる占い機能とは異なりユーザーごとの性格や行動傾向に基づいた分析とアドバイスなので、ユーザーが日々の生活の中でより良い選択をするための判断材料となり得るでしょう。
(性格分析、未来予測はエンタメコンテンツであり、心理学などの学術的見地に則ったものではありません)

◆ChatGPT×「SELF」活用の可能性
元々SELFの会話エンジンは、自然な会話を通してユーザーを個別に理解することに重きを置いて開発されています。取得したユーザー情報を長期的に記憶し、さらに様々な情報を組み合わせて総合的に個人を把握します。そのため、会話をすればするほどそのユーザーのことを深く理解した応答が可能になります。
ここにChatGPTの言語解析機能とテキスト生成機能を連携することによって、さらに活用の幅が広がります。SELFの取得したユーザー情報をChatGPTのテキスト生成に利用することで、ユーザーひとりひとりにパーソナライズされたより多様なテキストを出力することができます。さらに、ユーザーのフリーテキスト入力にも適切な応対をすることができるようになり、様々な場面でニーズに応えられるようになります。
(なお、ユーザー情報はChatGPTのAPIを通すため、ユーザー情報がChatGPTの学習データとして利用されることはありません)
この仕組みは「SELF」アプリのみならず、多種多様なビジネス分野にも活用できます。
顧客の属性や行動傾向を把握した上で、様々なニーズに自動で対応できるシステムは、あらゆるWebサイトやアプリケーションにおいて効果を発揮するでしょう。
ChatGPTとSELFの連携による「企業活用」について、詳細は下記の記事をご覧ください。
今後も弊社ではChatGPTと連携した様々なサービス、機能のリリースを予定しております。
さらに進化を続けるコミュニケーションAIの可能性を、まずは無料で体験できる「SELF」アプリでぜひお確かめください。
企業のご担当者の方は、企業活用のセミナーも実施中ですので、お気軽にご参加ください。

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