この度、顧客の購買体験を向上させる次世代セールスサポートツール「SELF for EC(旧SELF LINK)」を正式リリースしました。
ECサイトや予約ポータルサイト上で、商品とユーザーを自動で解析・把握し、効果的な商品マッチングを行います。
目次
■SELF for EC(旧SELF LINK)とは
SELF for ECは、まるで豊富な商品知識を持った販売員のような対応・提案を提供するセールスAIです。
導入サイトの全商品の特徴を自動で把握した後、全ユーザーの行動も分析・把握します。それにより、サイト上の商品の人気・アクセス傾向などを統計的に導き出し、ユーザーとの会話によって得られた顧客一人ひとりのニーズに対して最適な商品提案を行います。
自動把握した商品の特徴と、ユーザー行動分析から得られた統計データから、相対する顧客の「欲しい」を見つけだします。顧客一人ひとりのニーズ別に、買う根拠を示す提案会話を実施することで「顧客の迷い」を払拭する接客を実現します。
■3つの強み
強み1.コンバージョン率・客単価向上に貢献
顧客のサイト内行動、AIとの会話で得られる目的やニーズ、他の顧客の商品閲覧や購買行動を総合的に分析し、顧客一人ひとりに適した商品を提案することで、購買意欲にしっかりとアプローチし、コンバージョン行動に繋げます。
また、会話の流れと商品提案をうまく構成することでアップセル・クロスセルにつなげ、客単価の向上が期待できます。
強み2.LTV向上に貢献
その場限りの接客ではなく、サイトを訪問した顧客の特徴を記憶し、再訪問時もその特徴を踏まえた接客を行うことが可能です。
継続的に顧客の購買行動をサポートし、商品提案やサイト内での商品探しの利便性を高めます。それにより顧客のサービスへの信頼を獲得し、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を向上させます。
強み3.システム開発不要で即時導入可能
導入先となるサイトの改修や、追加のシステム開発などは一切不要です。必要なのは、スクリプトのタグをサイトに埋め込む作業のみ。本番運用を開始するために必要な導入企業の作業はたったこれだけです。(※追加の開発により購買履歴、ユーザーIDを連携活用することも可能です)
■コンバージョン率約2.5倍、顧客単価約1.6倍
2020年6月8日〜6月16日の9日間、株式会社東急百貨店様のオンラインショップ「東急百貨店ネットショッピング」にて実証導入していただきました。
導入効果としては、サイト上のAI接客員との会話を「利用したユーザー(以下、利用ユーザー)」と「利用しなかったユーザー(以下、非利用ユーザー)」を比較したところ、非利用ユーザーに比べて、利用ユーザーの方がコンバージョン率が約2.5倍、顧客単価は約1.6倍高くなるという結果が得られました。
今回の実証導入はギフト分野を対象項目とし、贈答案内からの商品提案を実施しました。顧客ニーズにマッチした商品提案が行えたことでお客様にも満足いただき、予算を多少超えても「これなら喜んでくれそうだ」といった購買意欲を引き出すことに成功したと考えられます。それが単価の向上につながったと自負しております。
※今回の実証導入では「カートに入れる」=「コンバージョン」と定義しています。
→【導入効果のプレスリリース】
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