こちらではChatGPT連携チャットボット「SELFBOT」の最新アップデート情報を掲載しています。SELFBOTの機能やサービス情報については、下記のページをご覧ください。
→SELFBOTの詳細ページ
目次
◇8月のアップデート一覧
◆Azure OpenAI Service 東日本リージョン利用開始
「リージョン」とはクラウドサービスにおけるデータセンターを設置する地域のこと。今回のアップデートでSELFBOTが利用するリージョンをMicrosoftが提供するAzureの東日本リージョンデータセンターに切り替えました。
これによりデータを海外のサーバに送信することなく、すべてのデータ処理が日本国内で完結できるようになりました。また、サービスが利用される地域に近いリージョンを利用することでデータ転送を高速化できるため、レスポンス速度が向上しました。
◆GPT-4と連携可能に
GPTシリーズの最新モデルであるGPT-4との連携が可能となりました。
いわゆるAIの精度に直結するパラメータ数(過去に学習したデータ数)は、GPT-3.5が約3550億個であるのに対し、GPT-4は5000億〜1兆個以上と言われています(非公開のため推定)。つまり従来よりも格段に精度の高いモデルであると言えます。実際に、OpenAI社が行った調査によるとGPT-4はGPT-3.5に比べて回答の整合性(質問に対して正しい情報を提示する割合)が40%も向上したとのことです。(連携するモデルによってサービス価格が変動する場合があります。詳細はお問い合わせください)
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◆ロボットごとにAzure、OpenAI、各モデルを選択可能に
SELFBOTと連携するクラウドサービスをAzureとOpenAIから選択できるようになりました。両サービスはセキュリティやデータの取り扱いなどの点において違いがあります(下図参照)。SELFBOTを導入するサービスの要件に合わせて連携するサービスをお選びいただけます。(OpenAIにはリージョンの概念がなく、上記の東日本リージョンを利用できるのはAzureのみとなります)
さらに、連携するモデル選択も可能になりました。このアップデートにより、従来のGPT-3.5-turboからトークン数が拡張された16kモデルや最新のGPT−4との連携もロボットごとに設定することが可能です。(連携するモデルによってサービス価格が変動する場合があります。詳細はお問い合わせください)
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◆Webページの構造を解析する新機能
SELFBOTは学習データとしてWebページのURLを自動学習する機能を備えています。
さらに今回のアップデートでは、ページ内のテキスト情報を一律に読み取るだけでなく、ページ内の文章構造を解析し、より整合性の高いテキストを生成する機能を追加しました。これにより複雑な構造を持つWebページからでも適合する情報を見つけやすくなり、ユーザーに提供する回答の精度が大きく向上しました。
◆管理画面上でアカウント管理が可能に
SELFBOTの管理画面にアカウント管理機能が追加されました。
この機能により、SELFBOTで構築したボットへのアクセス権限を管理画面上で登録・編集することができます。つまり、アカウントの追加やパスワードの管理など、これまでSELF側とのやりとりが必要だった部分がお客様側で設定可能となり、より運用・管理がしやすくなりました。
◆管理画面上でウィジェットのカラー変更が可能に
管理画面の「デザイン編集」から、SELFBOTのウィジェット背景色、ボット名文字色をロボットごとに変更できるようになりました。導入するWebページやアプリケーションのデザインに合わせて、お客様ご自身で手軽に調整していただけます。
◇今後も続々アップデート予定!
SELFBOTはより価値の高いサービス提供のために、今後も様々なアップデートを予定しています。
また、お客様のご要望に合わせて切り替えられるプランもご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
◆無料トライアル実施中!
「SELFBOT」の機能を実際の環境でお試しいただける無料トライアルも提供中です。
無料トライアルの詳細はお問い合わせページよりお気軽にお問い合わせください。
SELFのライターを中心に構成されているチーム。対話型エンジン「コミュニケーションAI」の導入によるメリットをはじめ、各業界における弊社サービスの活用事例などを紹介している。その他、SELFで一緒に働いてくれる仲間を随時募集中。