SELFではこの度、自社開発のコミュニケーションAIとOpenAI社が展開する「ChatGPT」との相互連携システム(以下:本システム)を開発し、より高度な会話コントロールを可能としました。(2023年4月時点β版)
SELFが会話をコントロールし、会話の範囲や話す内容の制御を行います。
目次
■概要
SELFは会話からユーザーを理解し、短期〜長期での関係性構築に強みを持っています。対してChatGPTは圧倒的なテキスト(会話)生成力を持ちます。
この双方の利点を活かし、単なる「ChatGPT」 API利用ではなく、ChatGPTの不足点をSELFの会話システムが補い、またSELFの不足点をChatGPTが補うという、相互連携システムを開発しました。
これにより、さらに高度なチャットシステムを様々なシーンでご活用いただけます。
■サービス詳細
□企業利用におけるChatGPTの不足点とハードル
・自社と関係のない話題にも対応してしまう
・会話の内容をハンドリングできない
・ライバル会社の製品にも言及してしまう
・会話内容やユーザー情報を記憶できない
・会話ログを管理しづらい
□本システムの利用目的・情報提供の拡張
・ユーザビリティー向上
・マーケティング利用
・カスタマーサポート
・ユーザーサポート(短期〜長期)
・社内業務効率化
□本システムによって実際に実現したこと
・学習範囲の限定化を実現(不要な話題へ展開しない)
・ユーザーの特性を取得・記憶し、ChatGPTへ応用できる
・テキストと同時に、根拠となったコンテンツ(Webページ)を提示
・ニュース等の最新情報を発信できる
・提案や会話に優先度を付与できる(ユーザーへ伝えるべきことを設定できる)
・特定の選択肢を追加できる(連鎖的な情報提案ができ、情報の深堀が可能)
・概要的な指定でFAQ対応ができる(非常に簡易なFAQ対応設定)
・管理画面で学習リソースの登録、会話ログの確認などが可能
□具体的なメリット
・ユーザービリティを向上、離脱防止へ
・ヘルプデスク、カスタマーサポートなどの業務効率化、コスト削減
・会話ログからユーザーのニーズを発見、確認できる
・使いやすい管理画面でサービス運用・管理が手軽にできる
・ユーザーの疑問解消とサービスへの誘導を同時に実現
・選択肢の提示によりユーザーが次のアクションに迷わない
□サービスデモ
現在、当サイト内でGPT連携ボット「SELFBOT」の機能を体験可能です。
ブラウザ下部のウィジェットをクリックすると、チャット画面が起動します。
□導入についてのご相談
こちらまでお気軽にご連絡ください。
■SELFのコミュニケーションAI
SELF株式会社は、AIを活用したコミュニケーションツール「SELF」を提供しています。ユーザーのインサイト(本音)を把握し、個別ユーザーに応じた最適な情報提案を行います。2015年に自社アプリのSELF(140万DL)をリリース、2016年企業向けのエンジン提供を開始し、ヘルスケア・教育・金融・自動車など様々な業界・企業にご導入いただいております。
さらにSELFは、ChatGPTをはじめとするLLM(大規模言語処理モデル)との連携を本格的に拡張。今後もSELFは進化し、より高度なコミュニケーションによる情報革新を目指します。
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