SELF株式会社は、ChatGPTとの相互連携システム「SELFBOT」を、京都トヨペット株式会社(以下:京都トヨペット)に社内利用を目的として導入いただきました。
◇概要
京都トヨペットは、京都府下でトヨタ・レクサスの車両販売や、メンテナンス・整備などを行う自動車販売会社です。京都トヨペットでは、DXツールの導入や制度改革を積極的に進める一方で、その変化にともなう本部への問い合わせの増加や社員理解の浸透が課題として顕在化していました。
そこで今回、従業員・本部の双方で発生する、社内問い合わせや資料検索の工数削減を目的として、部署ごとにURLや社内文書、QAなど様々なリソースを学習させたRAG型ボット(以下、ボット)を作成できるSELFBOTを導入いただきました。
◆SELFBOTを評価いただいた点
- 利用者の自由入力での質問に対し、高精度での文脈理解・回答ができる
- 部署ごとにボットを作成できるため、管理者は学習リソースの管理がしやすく、利用者は利用目的を迷わない
- ボット学習用に登録したドキュメント自体が表示されるため、探している資料や欲しい情報へスピーディに辿りつくことができる
- ボットからの回答とボットに設定するプロンプトの関係性がわかりやすいため、ノーコードで管理者が簡単に改善をおこなえる
- 利用者の海外言語での質問に対し、各種言語に対応した回答を自動生成するため、外国籍社員にとっても母国語で社内ルールや運用が確認できる
などの評価をいただきました。
導入の前にはトライアルを実施いただき、実際にサービスを触って吟味していただいた上での導入となりました。
◆京都トヨペット様のコメント
京都トヨペット 常務取締役 管理本部長 木村 崇 様 労働生産人口の今後の減少を考えると、従業員満足度を向上しつつ、生産性を引き上げていくことは重要な取り組み事項です。 専門性の高い問い合わせは回答できる本部スタッフがどうしても限定されますが、その属人化している知識をどのように共有・継承していくかは、過去からの課題でした。 また、紙からデジタルに資料の置き換えは進めていますが、次の課題として、その資料は社内ポータルサイトやビジネスチャットなどに分散してしまい、探し出す手間が増加していました。 これらの「ベテランスタッフが持つ知識」、「膨大な資料」といった、我々が持つ多くのナレッジに対して、容易に格納ができ、自然言語で質問を受け付け、要約して回答を行ってくれるSELF様のチャットボットは、これらの課題を一気に解消し、従業員満足度・生産性向上に大きく寄与できるソリューションであると実感しています。 今後は、さらに多くの部署に展開し、活用範囲を拡げていく予定です。
◇SELFBOTとは
ドキュメントやURLを自動学習させ、即座に回答に導ける次世代の高精度チャットボットです。社内対応はもちろん、顧客対応にも利用が可能です。
- SELFBOT顧客対応:https://self.systems/selfbot/
- SELFBOT社内利用:https://self.systems/selfbot-inside/
◆SELFBOTの5つのポイント
1.Webページやドキュメントの情報を即座に学習
トレーニング用のデータセット構築、シナリオ作成は不要です。
既存のドキュメントファイル(Word、Excel、PDFなど)や、WebページのURLをアップロードするだけで、社内データと連携したAIチャットボットを構築。従来のチャットボットと比べ、圧倒的にスピーディな導入が可能です。
2.使いやすい管理画面で手軽に維持管理
使いやすさにこだわった管理画面で、簡単に学習データの追加や編集が可能です。
さらに会話ログの閲覧・分析やプロンプトのカスタマイズも可能。作成したチャットボットの管理・改善をひとつの画面から手軽に行うことができます。
3.情報漏洩対策など、セキュリティも万全
SELFBOTは、「個人情報の入力制限機能」や「対応する話題の限定機能」を備えており、セキュアにご利用いただけます。Azure OpenAI Serviceと連携しており、会話内容がAIに学習される心配もありません。
4.参照リソースの表示、想定される入力文の提示など、高いユーザービリティ
回答生成と同時に参照したWebページやドキュメントへのリンクを提示。情報ソースへのアクセスや回答のファクトチェックを手軽に行うことができます。また、入力が想定されるテキストをAIが予測し提示することで、ユーザーが質問を入力する手間を省きます。
5.多様な環境で利用可能
SELFBOTはMicrosoft TeamsやSlackといったビジネスツールをはじめ、様々な外部サービス、ツールと連携しています。GoogleサイトやSharePointで構築した社内ポータルサイトにも搭載でき、LINE公式アカウントとも連携しています。
◆無料体験セミナー実施中
「SELFBOT」の無料体験セミナーを定期的に開催しています。まずは体験いただくことが導入検討の第一歩になりますので、是非お気軽にお問い合わせください。
https://self.systems/selfbot/handson_seminar/
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