株式会社シンワバネス
技術開発部 部長
石川 智之 技術士(機械部門)
これまで私たちのヒーター設計部門では、設計者のスキルや経験に強く依存していました。そのためキーパーソンが不在の場合や、新人設計者が一人前になるまで、しばしば設計品質が不足していました。デザインレビューや設計ツールの拡充でそのギャップを埋めてきましたが、根本的解決には至っていませんでした。
そんな中、ChatGPTを応用したサービスを展開していたSELF様と出会い、人依存の設計体制から脱却するためのソリューションが見つかったと確信しました。
事前に社内ナレッジを整備していたおかげで、契約から導入までがとてもスムーズでした。さらに、管理画面もシンプルで直感的に使いやすく、順調なスタートを切れました。
我々は、このSELFBOTの導入で、経験が知識を生み出す時代から、知識が経験を加速させる新たな時代に向かっていくと考えています。
ヒーター設計は放熱と加熱のバランスが重要なナレッジです。放熱には多くの偉業を成し遂げたニュートンの冷却則という法則があります。彼は偉大な業績を巨人と喩えて「巨人の肩の上に乗る」と言った話も有名です。しかしこれまで我々は巨人の肩に乗ること自体がハードルだった部分もありました。ですが、SELFBOTを活用することで、そのハードルが一気に下がっていく事を実感できると思います。