カテゴリを登録する
カテゴリを登録すれば、ユーザーの属性によって回答を出し分けることができます。
カテゴリとは
学習リソースをカテゴリ分けして登録することで、回答の出しわけが可能です。例えば、「新規顧客向け」のカテゴリを登録すれば、新規顧客向けのカテゴリにあてはまる条件のユーザーに対し、指定したリソースの中から優先的に情報を提供することができます。ユーザーの条件によって、参照させたいリソースが異なる場合に有効な機能です。
操作手順
画面左のメニューで [カテゴリ作成] をクリックします。
②カテゴリ作成をクリックします。
1. カテゴリを入力します。
2. カテゴリに対するユーザーの条件を設定します。
タイプ:[ページビュー] [ユーザー入力テキスト] [システム連携] から選びます。
- [ページビュー]の場合は、URLを入力し、一致パターンを選びます。
- [ユーザー入力テキスト]の場合は、指定したいテキストを入力し、一致パターンを選びます。
- [システム連携] の場合は、[会員] か [非会員] を選択します。
3. ファイルでアップロード
予めCSVファイルを用意しておけば、リストをそのままアップロードできます。ファイルをアップロードし、文字コードを選択します。
4. 登録済みのカテゴリと条件の一覧画面をご覧になれます。
※ファイルをアップロードすると、データは上書きされます。過去に登録したカテゴリと条件は全て削除されますので、気をつけましょう。
正規表現とは
正規表現とは、コンピュータが文字を探したり置き換えたりするための特別なルールのことです。簡単に言うと、文字や言葉のパターンを見つけるための方法です。 例えば、本の中から「りんご」という言葉を探したいとき、普通は「りんご」と入力して検索します。しかし、「りんご」だけじゃなくて「リンゴ」や「apple」も一緒に探したいときに、正規表現を使うととても便利です。 「りんご」か「リンゴ」か「林檎」という文字列を探す正規表現は「りんご|リンゴ|林檎」です。よく使われる正規表現は、以下のとおりです。
- 任意の文字「.」(ドット)
ドットは任意の1文字にマッチします。例えば、「a.c」は「abc」や「a1c」などにマッチしますが、「ac」や「abbc」にはマッチしません。 - 任意の文字の繰り返し「*」(アスタリスク)
直前の文字が0回以上繰り返されるパターンにマッチします。例えば、「a*」は「」、「a」、「aa」、「aaa」などにマッチします。 - 特定の文字のセット「[ ]」(角括弧)
角括弧の中に指定した文字のいずれか1文字にマッチします。例えば、「[abc]」は「a」、「b」、「c」のいずれかにマッチします。「[0-9]」は任意の数字にマッチします。 - 文字の範囲「-」(ハイフン)
角括弧内で使われ、文字の範囲を指定します。例えば、「[a-z]」は小文字のアルファベットすべてに、「[0-9]」は0から9の数字にマッチします。 - 開始と終了「^」と「$」(キャレットとドル記号)
「^」は文字列の開始を表し、「$」は文字列の終了を表します。例えば、「^abc」は「abc」で始まる文字列にマッチし、「abc$」は「abc」で終わる文字列にマッチします。 - OR条件「|」(パイプ)
パイプは「または」を意味し、複数のパターンのいずれかにマッチします。例えば、「cat|dog」は「cat」と「dog」のどちらかにマッチします。 - NOT条件「[^…]」(角括弧内のキャレット)
角括弧内のキャレットは、その後に続く文字を除外します。例えば、「[^abc]」は「a」、「b」、「c」以外の任意の1文字にマッチします。 - 否定の先読み「(?!)」
否定の先読みを使うと、特定のパターンが続かない場合にマッチします。例えば、「a(?!bc)」は「a」の後に「bc」が続かない場合にマッチします。 - 否定の後読み「(?<!…)」
否定の後読みを使うと、特定のパターンが前にない場合にマッチします。例えば、「(?<!a)bc」は「bc」の前に「a」がない場合にマッチします。