秋田犬ツーリズム

秋田犬ツーリズム

秋田犬ツーリズムのサイト内に導入。秋田犬のキャラクターmofuu(モフー)が
秋田の県北地域(大館市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村) の観光案内を行う。

直帰率 7.9%DOWN、ページビュー数 24.5%UP
ページの回遊率などの改善に貢献

SELFを導入した経緯

ある日突然上司から、「AIをサイトに導入する」という話があったんです。上司はすでにSELFさんを紹介されていて、実際今のシステムに導入するのは対応可能かどうかというところから私はスタートしました。
上司がアンテナのすごく広い人で、新しくておもしろいものをいろんなところから拾い集めてくるんですよ。新しいものをどんどんやっていこうという姿勢なんですね。今回も、まわりの同じような地域連携DMOでAIを導入しているところがなかったので、まずはうちでやってみようという話になりました。

SELFに抱いた印象

世の中のチャットボットやAIに抱いていた印象と違いましたね。

チャットボットやAIって、よくサイトのお問い合わせに入っていますが、全てこちらから訊いて答えてもらってるというイメージが強かったんです。あくまで訊いたことに答えてくれるだけ、というイメージで。
でも訊き方って難しいじゃないですか。訊き方が正しくないと違う答えにたどり着いたり、答えずに終わってしまったり、そもそも毎回質問文を入力するのも面倒ですよね。パソコンやスマートフォンの得意不得意もありますし。

それに対してSELFさんは、AIから投げかけてくれる。そしてこちらがただ選択していくだけというのが、使いやすいなと思ったんです。
選択肢を選んでいくだけで、正しい答えや自分が望んでいるところに導いていってくれるって、すごく楽だなと思いました。これだと老若男女関係なく、パソコンやスマートフォンの不得意な人も気軽に使えるなと。
上司にやってみようと言われて始まったことですが、サービスを知ってから自分でもいろいろ「ああしたい」「こうしたい」というのが浮かんできてすごく楽しかったですね。

導入前に抱えていた問題

アクセスが伸びないというのが一番でした。
その原因として、リピーターが少ないというのが一つでした。一回見たらそれで終わってしまうんです。というのも、情報を多く載せたらみんな見てくれるだろうという素人考えで、とにかくページ数が多く、検索しにくいサイトになってしまっていたからなんです。見に来た人が奥底まで掘り起こしに行かないと情報にたどり着けない、という状況が生まれていたんです。そのため、離脱率も高くて、結局はユーザーさんが望む情報までたどり着けていなかったのでリピーターも少なかったのだと思います。

どんな効果が上がったか

数値的には、直帰率が約8%減、ページビューは約25%上昇しました。
とくにキャラクターと会話をしてくれたユーザーさんのページビューが向上したんです。

 

公募で決定した AI秋田犬のmofuu(モフー)

 

まず、キャラクターは秋田犬にしようと思っていたんです。普通にプロの方に頼むのではなく公募にすることで、採用された方もそうでない方もサイトに関心をもってくれるかなと。実際公募をしたら、100作品以上の応募をいただいて、それは感激しましたね。お一人お一人が秋田の県北のことをいろいろ調べて考えてから、キャラクターをデザインしてくださったのが伝わってきました。
そして、公募できまったのがこのAI秋田犬のmofuu(モフー)です。サイトを見た方は、みなさんかわいいと言ってくださって、ほんとうに満足しています。このキャラクターが自然にいろいろ話しかけてくることで、会話がつながって、いろんなページを見ていただけてるんだなって思います。

もともとこのサイトを知っていた人も、mofuuが入ることによって、「こんなページあったんだ」とか「こんな情報おもしろい」など言ってくれて、今までは行き着かなかった魅力にたどり着いてくれてるのがうれしいです。
情報とページ数が多くわかりづらかったサイトが、AI秋田犬を導入したことできちんと情報整理されて、当社のサイトの問題点をきちんと解決してくれたと思います。

SELFと描く未来

もともとこのサイトの目的は、秋田の県北エリアに来ていただく人を増やすというところなんです。実はこの地域の観光客って、東北で一番伸び悩んでいるんですね。
それを打開するためには、まず知っていただくということが大切だなと。秋田の県北エリアって、あまり知られていないんですよ。なまはげや比内地鶏やきりたんぽって、県の中央で見られたり味わえたりするんですが、実はなまはげは男鹿の真山神社の神様で、比内地鶏やきりたんぽも県北が発祥なんですね。だから、ぜひ発祥の土地で食べて見て楽しんでもらいたいなと。たしかにそれ自体は県北でなくても味わうことはできますが、その土地の気候と景観で食し、経験することで、より深く味わえるものがあると思うんです。
なかなか交通アクセスは便利とは言いづらいですが、いいものはたくさんあります。それを紹介して、いろんな方に足を運んでほしい。そういった目的で作ったサイトなんです。

今までのサイトのようにただ羅列するだけでは伝わらなかったことを、AI秋田犬を導入し、楽しみながら伝えていくことで、一人ひとりに魅力をちゃんと伝えられているんじゃないかと思っています。入り口は「AI秋田犬」から入ってもらって、そこから少しでも、秋田の県北に興味を持ってもらいたいなと。秋田の県北にいくと、秋田犬の里という施設があって、実際の秋田犬に会えるんですよ。秋田犬に興味をもってもらうことからもつながっていくかなと思っています。

そのためには、これからはもっとイベントの紹介だとか、何度来てもその時々に合わせた情報を紹介したり、刺激になることを増やしていけたらと思っています。「今は何が見頃だよ」「今こういうイベントやってるよ」とか、自分が訊かなくても紹介してもらえるって形であれば、お客様はもっと来てくれるんじゃないかなと。そんないくつもの思いつきを、実際に形にできるシステムだと思っています。
そしてこのサイトが、そんな秋田の県北に来る人のきっかけ作りになって、この土地を盛り上げていく力になればなと思っています。


一般社団法人秋田犬ツーリズム
多賀谷 氏

秋田犬ツーリズム
秋田県北部の大館市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村の4市町村で構成される地域連携DMO。「秋田犬(あきたいぬ・AKITA)」をフックに、温泉や食、体験など秋田の魅力を世界に向けて積極的に発信、地域活性化を目指している。サイトでは秋田の魅力を伝え、旅行誘致を促している。