AIの定義について

AIの定義について

ここ数年、耳にする機会が増えた言葉の一つに「AI」があると思います。
テレビCMや世の中に出回っている記事を見ていても、「AI搭載洗濯機」「AI搭載ロボット」「物流にAI」など、「AI」というフレーズを聞かない日がないくらいです。

そもそも「AI」とは何か?

「AI」とは「Artificial Intelligence」のこと。
言い換えると「人工知能」、「人工的に生み出した知能」ということです。

では人が生み出した知能とはどういうことか……実はこれ、まだ明確な定義がないのです。
「人間の脳の知的活動を行えるようにしたコンピューターシステム」と言われますが、それが具体的にどの知的活動のことを言うかという決まりはないんです。

「AI」をよく耳にする理由

それにしても最近、あらゆるものに「AI」という冠がついていると感じませんか?
それの理由としては上記のように「AI」の定義があいまいで意味が広いため、いろんな商品やサービスに名付けられるというということが考えられます。

ということは、それだけ「AI」という言葉に魅了があるということの表れでもあります。

そして、「AI」と言うとなんだか機械やシステムが勝手に考えて、勝手に何かを生み出してくれるという消費者の過大な期待とイメージが、あらゆるものに名付けられる原因になっているのではないでしょうか。

ただその理想の段階までは、「AI」は到達していないというのが現実です。
たしかに最終的にはそこに行き着きたいとどの開発者も思っているでしょうが、あくまで今は途中段階。一つ一つできるようになって、最終的にはAI自身が考えて判断できるようになって人の生活をもっと手助けしてくれる世界になればと思っています。

「考えるAI」のいる世界は、遠い未来でない

人間の能力を超えたAIが、すでにいくつもでてきていることはご存知だと思います。
例えば囲碁のAlphaGo。人間のプロ棋士をハンディキャップなしで破りました。このような一つの能力に秀でたAIをAGI(Artificial General Intelligence)、特化型人工知能と言います。一つの目的に特化したことで、すでに人間の能力を超えたものがいくつもできています。
そして、最終的にはGAI(Growing Artificial Intelligence)、汎用型人工知能の完成を開発者は日々目指しています。これは、様々な領域で多様で複雑な問題を解決する人工知能のことです。

なかには、人工知能とロボットを混同してしまう人もいるかもしれませんが、これは完全なる別物です。
人工知能は形にこだわりません。ロボットのように、人間のような手も顔も足もいりません。もちろん見た目は大事ですが、そもそも形がないので、こだわりようがないのです。例えばSELFでは、アプリに存在していれば、webサイト上でも存在しています。そういう意味で人工知能は、自由自在に存在できるものということになります。そしてAIは自ら考える力が備わっているということが大きな違いです。

話は戻り、AIは定義が曖昧と言いますが、みんな曖昧なまま開発しているかというと、もちろんそういうわけではありません。それぞれの開発者がそれぞれ定義付けしながら進めています。
それは別の側面で言うと、AIの可能性を広げているとも言えるのではないでしょうか。

SELFでの「AI」の定義

私たちはAIを「ある目的のために情報処理を自動化すること」と定義して開発を続けています。

ではそのある目的とは何か。それは「人に最適な提案をすること」としています。今、インターネットの発達により、情報が飽和状態になっています。人々は、どの情報が正しくて何が有益な情報かを即時に判断できず、それを判断するためにまた検索をかけるという検索沼の状態になっています。
その沼から脱出するためにはどうするか?我々は、まずは情報を最適化させること。そして、コミュニケーションによって人の生活や思考の背景にある様々な要素を、自動的に体系立て、捉える仕組みを開発することで、沼から脱出することが可能になると考え日々開発に邁進しています。

そして、そのAIが実現することにより、私たちの生活がより快適になり、人間が成長し、よりよい世界が実現することを目指しています。